ベルギーのお祭り「オメガング」で中世の世界に浸って
「オメガング」
これが何か知っている方はいるでしょうか。
日本ではあまり知られていませんが、
「オメガング」とは毎年7月にベルギーで開催されるお祭りのこと。
神聖ローマ帝国のカール大帝がブリュッセルを訪問したときの歓迎パレードを再現したお祭りで、本物の貴族の末裔たちが参加しています。
ちなみに日本語で、「輪になって歩く」という意味です。
私がこのお祭りを知ったのは、
ブリュッセルに到着した日。
世界一美しいと言われている「グラン・プラス」にたくさんの椅子が設置されていて、
警察官がたくさんいたので、
「何かあるのかな?」と思い、、
近くにいたスペイン人の男性に聞いたら「オメガングというお祭りだよ」とのこと。
私は「オメガングって何ぞや?」
とよく分からないまま、
(せっかくお祭りがあるのなら、見よう♪)
と、夕方まで待機して見学することに。
セットされた椅子に座れるのはチケットを購入した人のみ。
チケットは事前購入が必要らしいので、
私はセット外から立ち見(ちなみに料金は席によって違いますが、6,000円とかするらしいです。立ち見は無料)。
夕方開始なので、
それまでブリュッセルを観光し、、
始まる頃にはたくさんの人で溢れていました。
そして、ついに!!
オメガングの、始まり始まり〜
ライトアップされ、
司会者による進行が始まります。
そして、演奏隊による演奏がなされ、、♪
中世の衣装が素敵。
馬車がパカパカ走ったり
旗が上げられ〜
右手にいる妖精みたいなキャラ、お茶目で面白かったです。
輪になって回り〜
ペアになって踊ったり♪
馬に乗って登場する人たち。
この、青っぽい照明が好きでした。
馬車が樽を引いてやってきました〜!
樽の中身はビール🍺
周りの人たちが
「ビールちょうだい」とアピールして、
ビールをもらっていたので、
私もアピールしてもらいました♪笑
竹馬に乗る人たちが現れます。
竹馬の高さは低いものからどんどん高くなっていき、、
最後の方は本当に高くて高くて、もう圧巻です。
そして、フィナーレ!!
、、かと思いきや?
夕方に始まったショーは、23時を回ってもまだ続いていました。
最後の方は大雨が降ってきて、
もう時間も遅かったので帰ることに。
傘を持っておらず、
宿にあるのに買うのもな〜と思った私は大雨にうたれて、
宿に着いた頃にはビショビショ。
すぐシャワーを浴びたのですが、
時刻はもう23時半を回っていたのに、
ドミトリーで一番早く帰ってきたのは私でした。笑
たまたま運が良かったから見ることのできたオメガング。
ショーは素晴らしく、これを無料で見ることができたのは、かなり満足でした。
ちなみにこのショー、台詞のようなものはありません。
音楽と踊り、パフォーマンスを楽しむもの。
小便小僧を見て、ワッフルを食べて、、
中世の世界に浸った夜でした(*^_^*)
これにて、ブリュッセルの観光はお終い!!