海路でタンザニアまで?小さな港町・シモニーへ
モンバサからシモニーへと向かうことにした私たち。
モンバサ港から無料のフェリーに乗り、
そこからマタトゥに乗ってシモニーへと向かいます。
マタトゥからの景色。
ヤシの木が広がる、南国感が溢れる素敵な道。
そして終点。
着いたのは、シモニーという港町。
ここから、タンザニア行きの船について情報集め。
気づいたら、ローエンが現地の人に色々と聞いてくれていました💨
話によると、
ザンジバル行きの直行便のボートはないとのこと。
ザンジバルに行くには、
そこからまたボートに乗る必要があるとのこと。
しかも、ボート代が想像以上に高い。
ザンジバルまでは5,000円くらいやったかな。
どうかなーと思いつつ、
ボート漕ぎの男性に見せてもらったボートがこれ。
二つ見せてもらいましたが、
これは、より大きくて立派なボート。
もう一つのボートは、
これの半分くらいの大きさのイカダ、、
どちらのボートにも、屋根なんてない。
雨嵐がきたら、
海の上でずぶ濡れ(°_°)
トイレももちろんある訳なく、、
これが一時間の移動ならいいのですが、
移動は一夜がかり。
「旅に冒険は必要っしょ!」
てノリの、ローエンとボート漕ぎの彼は
「乗ろうよ!」
と勧めてきますが、乗り気ではない私。
いや、私も冒険好きやけどさ、、
あれ、そこまで冒険好きではなかったんかな、、
乗り気じゃない私に、ローエンが提案。
ここで別れて別行動し、
タンザニアで再会する?
と。
うーん、、、
ここでいきなり一人になるの、
少し不安だな。
でも、ボート乗りたくないな、、
と悩む私。
そんな中でも、夕日は綺麗。
何度見ても、
綺麗な夕日は飽きることがありません。
結局、
気が進まないながらも乗るかと、
ケニアの出国スタンプをもらいに
パスポートを持って三人でイミグレへ。
夜のイミグレは、なんだか少し不気味。
奥まで入っていくと、
職員の男性が出てきました。
職員の男性に話す、ボート漕ぎの男性。
二人は英語で話していたので、
話している会話は理解できました。
イミグレ職員の男性がボート漕ぎの男性に話している内容を聞いていると、、
イミグレ職員
「君、正気か?
ここからタンザニアへは、観光客がボートで渡ることを許可してないんだぞ。 あのアメリカ人を覚えてるか?」
アメリカ人、、何かあったん(゚o゚;;
こわすぎるやろ、、
一通り口論したあと、
私たちにも話すイミグレ職員の男性。
イミグレ職員
「もし君たちがそれでも渡るというのであれば、自分の身に何が起こってもいいと承諾してもらった上で、書類にサインしてもらう必要がある。さぁどうする?」
話している内容、
暗いなか見る男性の険しい顔を見て、
やっぱ無理やーーー!!
「やっぱりボートには乗りたくない」
と伝えると、
ローエンも納得した様子で「OK」と。
そんなこんなで、
ボートでのタンザニア行きはやめになったのでした。
まぁ、いくらネットで探しても
ちゃんとした情報出てこんかったもんな。
冒険は大好きだけど、
冒険家にはなりきれないや。
と思った日だったのでした。