飛んだ先には何がある?たまごのぶらり世界旅

旅好きアラサー女子の旅の軌跡*

シモニーでお世話になったファミリーと、小さくて平和なワシーニ島

タンザニア行きのボートには乗らないと決めた時には、もう夜。

 

時間が遅かったので、

シモニーに泊まることにしたローエンと私。

 

宿はというと、

ボート漕ぎの男性のファミリーにお世話になることに(^o^)

 

たくさんのお家が集まった集落にあるお家には、男性の他に、女性、娘さんと三人が住んでいます。

 

 

ボート漕ぎの男性は、ザンジバル出身。

ボート漕ぎとしてだけでなく、

弁護士としても働いており、

大学でツーリズムと法学を学んだ後も

まだ学び続けているそう。

数ヶ月単位で通うことができるという大学はザンジバルにあり、

お金が貯まったら大学に通うのだとか。

そして、大学に通う時はザンジバルに移り住むのだとか。

色んな生き方があるなぁ、、

穏やかで男らしくて、芯が強そうな方。

 

 

一緒に住んでいる彼女はというと、

よく笑い、笑顔が素敵な方。

「この笑顔に惚れたんだ」

 

そう話す彼。

彼女は元々モンバサの出身らしいですが、シモニーに移り住んだとのこと。

シモニーの村の、皆で協力し合って生きていく感じが好きなのだとか。

 

彼と彼女はまだ結婚しておらず、

翌年に結婚するそう。

小学校高学年の娘さん(たぶん、お二人の間の子ではない)は、

働き者で家事がバッチリできるしっかり者。

将来、良い奥さんになるわ〜!

 

 

お家はというと、

この旅一番、原始的な感じだったかも。

トイレはボットン便所、

シャワーはなく、

水が入ったバケツをもらって濯ぐ感じ!

 

 

調理方法も原始的。

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炭をつかって調理、キャンプみたい♪

 

 

夜ごはんにいただいたこちら。

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卵と野菜の炒め物に、

トマトとバナナをのせたごはん。

めっちゃ美味しかったー!

日本人好みのお味でした。

 

 

夜は、こんな感じで寝て♪

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マサイの青空マーケットで買った布が、

布団として役に立ちました〜

 

 

朝ごはん。
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チャイと共にいただきます🙏🏻

 

 

食べなよ、と頂いたバオバブの実。
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バオバブって実がなるんや〜

と、この時初めて知りました。

甘酸っぱくて美味しかった。

 

 

「どうせならもう一泊していきなよ〜」

とのお言葉に甘え、

二泊お世話になりました。

 

 

二日目のお昼は、

ボートに乗ってワシーニ島という島へ。
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バオバブの木、

マダガスカルのイメージが強いですが、

実はケニアにもあります。

 

 

夕暮れ時、、
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夜、シモニーに戻る時にはもう暗く、

ボートに乗り込む時に空を見上げると、

満点の星空。

 

ワシーニ島は、とても小さくて平和な島。

イルカや綺麗な海を目当てに観光客は来るらしいですが、

私は来るまで全く知りませんでした。

とても小さな島。

 

 

ワシーニ島のことをいう訳ではないですが、

どんなに小さな島でも、

たとえ観光スポットがなくても、

そこで素敵な出会いや

幸せを感じられるひと時があると、

あぁ、ここに来てよかったな。

と感じます。

 

旅をして色んな地へ行っても、

その地について知ることができるのはほんの一部。

滞在期間が長くなればなるほど

もちろんより深くその地について知ることができます。

その分、客観性は少しずつ薄れていくかもしれないけれど、、

 

でも、たとえそこにいるのが一瞬でも、

素敵な出会いがあったり、

忘れられない経験をしたり、

大きな衝撃を受けたり、、、

 

人それぞれ、自分だけの経験をして、

感じ方も違うのだから、

時間は関係ないな。

自分にとって、どれだけ価値ある時を過ごせたか、かな。

 

 

ワシーニ島に着いた時は

あることで怒っていたローエンと私。

でも、素敵な島民たちに出会い、

帰る頃には二人とも笑顔に。

そんな時に見れた、満点の星空。

 

 

ケニア最後の夜は、

穏やかな心で過ごすことができました。

 

 

空港に着いた時点で恐れていたナイロビに始まり、

シモニーという小さな港町で

ケニアのご家族と一緒に眠るケニア最後の夜。

こわいイメージのあったケニアでは

素敵な人にたくさん出会い、

来る前とイメージがガラッと変わりました。

なんでも、自分で経験してみないと分からないな。

 

 

翌日は、ついにケニアとお別れ。

タンザニアへと向かいます。