ベトナムの京都!古都フエで世界遺産巡り。
ホイアンからフエへの移動日。
予約していたバスに宿までピックアップしてもらい、フエまで向かいます。
フエまではバスで4時間位、宿で手配してもらったバスで12万ドン(約600円)。
スリーピングバスのため寝ることができ、快適でした。
フエ中心部に到着。
ちなみにフエは、ベトナムの真ん中に位置します。
トゥクトゥクドライバーに勧誘されまくるも、歩ける距離だったのでスーツケースを引いて宿へ。
着いてさっそく、お勧めのレストランを教えてもらって行くことに。
「HANH Restaurant Local Food」というレストラン。
フエで有名の人気店らしく、すごく賑わっていました。
何という名前か忘れたけれど、お肉の揚げ物や野菜がのったお米の麺を注文。
少し酸味のあるお汁をかけて食べるのですが、とても美味しかったです!
デザートにはパッションフルーツプリンを。
物珍しさに惹かれて注文しましたが、私は普通のプリンの方が好きでした。笑
パッションフルーツがかかっているため、爽やかなプリンでした。
夕食後は、近くにあったオシャレなカフェ「Cay Coffee」へ。
ここのインテリアが素敵で、どこの席に座ろうか迷いました。
お店の名前にもなっている「Cay coffee」を注文しましたが、ココナッツミルクや練乳等が入っているアイスコーヒーで、甘くてとても美味しかったです(*^_^*)
これが2万ドン(約100円)で飲めるのだから、
ベトナム最高・・・と幸せを噛み締めました。
またこのカフェに行きたい・・・
素敵な空間の中で、ブログを編集したり、ゆっくりとした時間を過ごしました。
翌日は、宿で申し込んだ市内ツアーに参加!
まずは、阮(グエン)朝王宮へ。
1802年から1945年までの143年もの間、おかれていた王朝です。
王宮はものすごい広さでした。
午門
太和殿の入り口
奉先殿
四方無事樓
顕臨閣
どこだったか忘れたけれど、立派な門!笑
ここは、一番好きだった閲是(ズエットティ)堂。
豪華絢爛の作り!
王族が宮廷舞踏を楽しんだ、ベトナム最古の劇場らしいです。
今でも宮廷舞踏を観ることができますが、私はツアーで来たので見れず残念!
王宮内はかなり広く、見るところがたくさん。
一回一回ガイドさんの説明がありましたが、
見るところがありすぎて、正直もう何がなんだかわからなくなりました。笑
そんな王宮、夜はライトアップされているようで、とても綺麗みたいです!
王宮の次に向かったガーデンハウスには、ドラゴンフルーツの木があったり。
ドラゴンフルーツってこんな木になるんですね!
これは「カンボジアのいちご」と言っていたけれど、リュウガンかな?
かわいいお花があったり。
ガーデンハウスでは、ベトナムティーを頂き一息。
続いて向かったのが、ティエンムー寺。
ティエンムー寺は7階建て。
中には入れませんでしたが、各階に仏像が置かれているのだとか。
このお寺、夜になると幽霊が出るとかなんとか。
私が「幽霊は信じてないから怖くない!」と言うと、
ガイドさん「ほんと?じゃあ夜中に君をここに一人置き去りにしても大丈夫?」と。
それは・・・別の意味でも怖いです(:_;)
かわいらしい壁。
ホイアンもそうでしたが、元フランス領のため、
ベトナムにはこういうかわいらしい建物がたくさんあります。
ティエンムー寺の見学後は、昼食のため一旦市内まで戻ります。
もちろん昼食はツアーに含まれています。
レストランに行き、出てきたのは、フエ名物の料理たち。
左のプレートにあるのは、「バインコアイ」。
ホーチミン名物のバインセオと似ていますが、
バインセオよりも小さく、皮は厚め。
パリパリした皮の中にはもやしや豚肉等が入っており、
甘めのたれにつけて食べます。
右のプレートには蒸餅。
タピオカでできた皮の中には海老のむき身やすり身が入っており、
たれにつけて食べます。
バナナの葉でくるまれている方が「バインナム」、
くるまれていない方が「バインナム」。
どちらももちもちしていて、日本人の舌に合う味。
最後に出てきたのが、「ブンボーフエ」。
牛肉の入ったお米のヌードルです。あっさりしてます。
どれも美味しく、大満足の昼食でした!!
この後、私はクレープをテイクアウトしたのですが、
「アイス入り」と書かれていたから注文したのに、
テイクアウトにしたせいかアイスは入っておらず・・・悲しかったです。
昼食後、またバスに乗り・・・
1つ目のお墓、阮朝2代皇帝のミンマン帝廟へ向かいます。
ミンマン帝廟の敷地内には池もあり、規模が大きいです。
ずっと進んでいくと、ようやく見えてきます。
ミンマン帝廟には3つ門がありますが、写真にある門(=正門)は、
皇帝と皇族しか通ることが許されていなかったそう。
とにかく広い、帝廟でした。
続いて向かうは2つ目のお墓、カイディン帝廟。
カイディン帝は阮朝12代皇帝。
生存時から死後まで12年の歳月をかけて作られ、1931年に完成したそうです。
エジプトのピラミッドみたいですね。
税金をたくさん使ってこの帝廟を作ったため、国民からは批判が多かったとか。
ガイドさんが、「僕が死んだらあんな大きな墓を作ってもらうのが夢だ」
と冗談を言っていました(^O^)
お墓の前には、役人や動物の像が。
なんだか中国風。
山の上に建っているので、眺めがいいです。
内装も豪華絢爛。
椅子に座るカイディン帝の黄金像がありました。
見応えのある帝廟で、私は王宮よりも好きでした。
帝廟を2つ見た後は、カンフーショーへ。
ベトナムでカンフーが見られるなんて!
まずは、楽器の演奏から。
カンフー音楽にワクワク♪
小さい男の子が技を繰り広げたり
お面を被った人が踊るのはコミカルで面白く、笑っちゃいました。
これは、もしや・・・!?
見事な瓦割り~~~!!
カメラは見ておらず、シャッターだけタイミングを見て押していたのですが、
バッチリ写っていてよかったです(^O^)
その後、お香と藁帽子が作られている村へ。
お香を作る女性。
大きな塊から、次々とお香が作られます。
私も挑戦してみましたが、細い棒にお香のもとをいい具合に巻き付けるのは難しく・・・全然上手く出来ませんでした(^^;)
ベトナムの藁帽子「ノンラー」を作る女性は、
ガイドさんのお母さんらしいです!
村を見学後、
最後のお墓「トゥドゥック帝廟(阮朝4代皇帝廟)」に着いたのですが、
私はお腹いっぱいになりもういいやとバスで待機。
最後はドラゴンボートに乗り、市内まで戻ります。
このボート、ドラゴンのような装飾が施されているボートなのです。
中ではバナナが配られました♪
そんなこんなで市内に戻ると現地解散でツアーは終了!
ツアーは朝から夕方まで昼食込みで25万ドン(約1,250円・入場料は別)。
日本だと考えられない安さで、盛りだくさんの内容でした!
バスの中にカーディガンを忘れてしまったのがショックでしたが(;_;)
一旦宿に戻った後、フエではちょうどフェスティバルをやっているとのことなので、宿の人に場所を教えてもらって見てきました♪
ステージの上では歌ったり踊ったり・・・
どのパフォーマンスも素晴らしく、楽しい時間を過ごせました♪
屋台の春巻きをつまみ・・・
おやつに、ココナッツのお菓子を。
皮の上にココナッツをのせ、その上にソースをかけ、また皮でサンドされたもの。
(なんじゃこりゃ~)と思っていたら、
そばで食べている観光客の人が「美味しい!」と言っていたので私も挑戦。
ココナッツがシャキシャキしていて、美味しかったです!
観光地でたまに見かける、チップを入れるとパフォーマンスする人。
皆注目していましたが、誰もチップを入れようとせず。。。笑
夜になるとライトアップされて綺麗なチャンティエン橋。
エッフェル塔で有名なエッフェルによりデザインされたらしいです!
橋を眺めるカップル達が印象でした。
男女が公共の場で手を繋ぐことも禁じられているラオスとは大違いで、
ベトナムでは仲良くデートするカップルがたくさん。
バスの中でいちゃいちゃしている男女がいたこと。
隣の国なのに文化が全然違っていて面白いです。
そんなこんなで、フエでの時間は終わり。
フエでは色んなものを見て回りましたが、やはり花より団子。
フエにいた時間で一番幸せだったのは、
Cay Coffeeを飲んでいる時だったのでした。