飛んだ先には何がある?たまごのぶらり世界旅

旅好きアラサー女子の旅の軌跡*

コーチからバスで5時間半、茶畑の広がるムナールへ

朝の6時にもなると、辺りはすっかり明るく。

 

明るくなると、景色が全然違って見えるものです。

やはり、移動はできれば明るい時間にしたいもの。

 

6:20のバスで空港から「ATHANI」という、

ムナール行きのバスが出ているバスターミナルのある街に行けるとのことだったので、バスが止まるという場所で待機します。

 

が、6:20になっても6:30になってもバスは来ません、、

 

諦め気味でその場を離れようとすると、

ヘルプデスクで助けてくれた女性スタッフが、

「バスは来るはずだからそこで待ってなよ」とのこと。

 

「ほんとかなーずっと待ってるのにこないよ」と言い渋々向かおうとすると、

そこに通ったのはトゥクトゥク。

すかさず、手を挙げてトゥクトゥクをつかまえる女性スタッフ。

 

「トゥクトゥクに乗りなさい!ほら!」

 

背中を押され、言われるがままトゥクトゥクに乗って向かうことに。

ついに、空港から脱出です(*^o^*)

 

空港バスターミナルまでは20分くらいだったでしょうか。

トゥクトゥク代は、150ルピー(約244円)でした。

空港のタクシーがいかに高かったかが分かります。

支払いをする時、私は大きなお金しか持っていなかったのですが、

ドライバーさんもお釣りのお金を持っておらず。

近くにあった果物屋さんでマンゴスチンを一個だけ買い、

細かいお金を手に入れて支払いしました。

 

 

バスターミナルには、人がたくさん!

大きな荷物を持って人がたくさんいるところを歩くのはドキドキします。

ムナール行きのバスについて聞くと、8時15分発とのこと。

「文字が読めなくてどれがムナール行きかわからない」と言ったら、

「バスが来たら教えてあげるよ」とのこと。

椅子に座って一時間ほど待機し、

聞いてた通り、バスが来たらおじさんが教えてくれました。

 

 

バスに乗り込み、ついに出発!

 

 

そこからムナールまでは、ぐるぐる山道。。

バスの中で寝たり、酔い止めを飲んでなんとかやり過ごします。

 

 

今の時期のインドは雨季。

雨季のためか涼しく、時に寒いくらい。

来る前は酷暑を想像していたので、びっくりです。

バスに乗っていると風が吹いてくるため、次第に寒くなり、、

チェンマイでエムさんに買ってもらったストールを頭に巻き巻き。

ストールを巻くと全然違います。

ストールって便利!

 

 

そして、、

茶畑が見えてきました。

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そう、ムナールは茶畑の広がる町なのです。 

綺麗な景色に、

「インドにこんな綺麗な場所があったなんて」と感動。

ベトナムでインド人のおじさんに教えてもらうまでムナールについては知らなかったので、世界にはまだまだ自分の知らない秘境があるなぁと思いました。

 

 

そしてバスに乗ること5時間半、時刻は13時前。

ムナールに到着です!

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宿を予約していない私は、宿探しのため歩きます。

すると、色んな人が話しかけてきます。

最初は歩いて宿を探そうかと思っていましたが、

結局、トゥクトゥクで、

ネットで見ていいなと思った宿の方まで連れていってもらうことに。

 

連れていってもらった通りには宿が三つ並んでおり、

それぞれのお部屋を見せてもらうことに。

 

私が選んだのは、

「Green View Inn」というホテル(一泊600ルピー・約980円)

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ここは、窓から見える景色が良くて気に入りました。

あと、緑の壁も❤

 

 

宿に入った後はメールチェック等をして、、

おやすみ~🌛

 

 

その日の夜。 

ベッドで寛いでいると、、

 

 

コンコン。

 

 

ん?

なんだか聞こえた気がするけれど、気のせいかなと思っていると、、

 

 

コンコン。

 

 

コンコン。

 

 

誰かがドアをノックしているようです。

 

 

こんな夜に部屋のドアをノックするなんて誰なんだろう。

ドアを開けて何かあったら怖いので、無視します。

 

 

コンコンコン。

 

 

それでも鳴り続ける、ノック音。

 

 

そのうち音は段々大きくなっていきます。

 

 

コンコンコン。

 

 

 

ドンドンドン、、

 

 

 

ドンドンドンドン!!

 

 

 

ひぇぇぇ(゜o゜)

 

 

こ、怖い、、、

 

 

ノック音はどんどん激しく、

ドアが壊れるんじゃないかと思ったくらい(゜゜)

 

 

 5分以上、ノック音は止まらず、

それでも無視していると、

 

 

「Hello!?」

 

 

声が聞こえてきたのでドアを少し開けると、

 

「なんでドアを開けないの?君のパスポートが必要なんだ!」とのこと。

 

 

ドアをノックしていたのは、ホテルのスタッフだったのでした(。-_-。)

 

それなら最初から、パスポートが必要だと言ってくれればいいのにー

無言で激しくノックされるものだから、何事かと思いました。

 

 

泣いて怯えて大変だったインド初日(^-^;)

その日の夜は、それから外に出ることもなく、宿で休息したのでした。