「美女と野獣」の舞台!ワイン畑に囲まれた街・リクヴィールへ
コルマールを散策し終えた私は、
宿でチェックインを済ませ、今度はリクヴィールという街へ向かうことに。
リクヴィールとは、コルマールと同じくアルザス地方の村で、ワインの産地。
「フランスで最も美しい村」の一つに選ばれ、
「美女と野獣」の舞台にもなった場所です。
コルマールからリクヴィールまではバスで行けるとのことで、
コルマールに行ったら日帰りで行きたいと思っていました。
また、コルマールからリクヴィールまでは簡単に行けるものだと思っていました。。
さて、あまり情報収集をしていなかった私。
リクヴィール行きのバスがどれかわからず、
コルマール駅にあるバス乗り場で待っている人やバスの運転手さんに聞くことに。
待っていた人は「わからない」とのことだったので、
バスの運転手さんに聞いたのですが、運転手さんは英語が通じず。
、、ですが、写真を見せたりするとなんとか通じました!
そして、
「このバスが行くよ!」
とのこと!
「やった~(^O^)」とバスに乗り込み、
バスに乗ること10分、15分くらい?
運転手さんに「ここだよ」と笑顔で言われて降りた場所は、
地図で示されている場所とは全く違う場所。
そもそもリクヴィールまでは30分程かかるはず、、
「もしかしてバスの乗り換え!?」と思いよくわからないまま降ります。
しかし、降りたお客さん達は各方向へ散っていきます。
私は知らない地で一人ぼっち。
(どうしよう、、)
と一気に不安になった私。
涙がぽろぽろと流れ落ちます。
泣きながら歩いていると、通りすがりの親切な女性が声をかけてくれました。
事情を説明すると、
「ここはリクヴィールではないわよ。きっとその人は誤解していたんだわ。」
「ここからリクヴィールへ直接行くバスはないから、一旦コルマール駅に戻らないと」
とのこと。
泣いてる私をなだめつつ、降りたバス停の近くまで連れて行ってくれました。
感謝感謝!
バス停に着いた私はここでも、親切な方に助けられます。
バス停にいた男性は、不安そうな顔の私を見て心配してくれたよう。
「どうしたんだい?」と声をかけてくれます。
「リクヴィールに行きたいんだけど、、」
「リクヴィールに行きたいんだね。
リクヴィールに行くには一度コルマール駅に戻らないと」
「コルマール駅行きのバスは、向こうのバス停から乗れるよ」
と、ペンで紙に何かを書き始める男性。
!!!
「コルマール駅に戻ったら、この紙を見せなさい」
「駅の構内にインフォメーションがあるから、そこでバス停の場所を聞きなさい」
とのこと。
有難や、有難や、、、
親切な男性にお礼を言い、
コルマール駅行きのバスに乗るために反対側のバス停に移り、
バスがくるのを待ちます。
コルマール駅行きのバスがきたらその男性は道の向こう側から教えてくれました。
本当、親切な方々に感謝です。
バスに乗りこみ、
コルマール駅に戻ってきた頃には、へとへと、、
改めて、駅構内でリクヴィール行きのバスについて聞きます。
最初からこうすればよかったのですが!
Google翻訳で「リクヴィールに行きたいのですが」
を音声再生したら、スタッフの人たち二人に笑われました(^O^)
英語が喋れる人だったので、スムーズに教えてもらえました♪
英語が通じるって、楽、、、!!
さて、次のバスは大分先。
誰もいないバス停のそばで、ただただ時間を潰します。
途中、パン2個とエクレアを買って食べつつ、
2時間後、、、
やっときたーー!!
バスの運転手さんに聞くも、リクヴィールに行くとのこと!
ついに、ついに、リクヴィールに行ける、、、!!
リクヴィールに行こうとしてから4時間位は経っていたでしょうか。
嬉しくてうれしくて、気分はルンルンです♪
そして、バスに乗ること約30分、、、
街が見えてきました!
リクヴィールは、ブドウ畑に囲まれた小さな村。
この建物の近くで降車です。
着いたらとりあえず、スウィーツを食べて心の栄養補給❤
マカロンに、、
ソフトクリーム❤︎
このソフトクリーム、
写真ではわかりませんが、普通の1.5倍はあるサイズでした!
リクヴィールの街も、コルマール同様メルヘンです。
ずっとこんな感じの建物が続いています。
メルヘンで素敵な雰囲気のストラスブール。
ゆっくり回りたかったところですが、
スムーズに移動できなかったこと、バスの便が限られていることもあり、
滞在時間はなんと1時間足らず。
もっとゆっくり満喫したかった~!(>_<)
でも、短い時間ながらも行くことができて良かったです。
帰りのバス乗り場は、行きのバスで降ろされた場所と一緒だったので簡単でした。
帰りにバスから見えた、自由の女神。
なぜこんなところに、、!?
そんなこんなで、長い一日が終わり。
リクヴィールに行くのに、こんなに苦労するとは、、
何より、英語が通じない不便さというものを久しぶりに実感しました。
そして、親切な人に助けられっぱなしの一日でした。
心残りは、リクヴィールで美女と野獣の曲を歌わなかったこと。
もうちょっと元気だったらなぁ、、!
次は、ドイツとの国境に近い街・ストラスブールへ移動です♪