鹿港からヒッチハイクのような、、?地元のご夫婦と台中へ
台湾六日目。
この日は鹿港から台中に行くべく、台中行きのバス乗り場へ。
宿を出たところで乗り場が分からなかったので、人に聞きながらなんとか到着〜
そして、バスを待つこと30分。
なかなかこないなぁ、、
近くにいた人に聞くと、次のバスは一時間後とのこと。
一時間!?それは長すぎる、、
てことで。
いざヒッチハイク!
ナミビアでなんとかなったから、
台湾でもなんとかなるでしょう、、!なんて。
まずは、ヒッチハイクするのにいい場所を近くにいた方に尋ねることに。
(英語が通じないのでGoogle翻訳アプリでの会話)
どこがいいか聞いてみると、
近くにいたおじさん
「ヒッチハイク?無理だよ!車なんて捕まらないよ!」
私
「無理じゃないよ!私の友達もするよ〜」
おじさん
「いや、そんなことここでは不可能だ。諦めてバスを待ちなさい。」
私
「次のバスは一時間後なんだよ。バスがくるまでの時間もったいないから、ヒッチハイクしたい!」
こんなやり取りをずっと、、
無理無理いわれてもしつこく引き下がらぬ私。
そのうちおじさんだけでなく、奥さんだという女性も出てきてお話。
彼女は英語が話せたので、英語で改めて伝えたりなんやら、、
すると、奥に入って話し合いを始めるご夫婦。
ん?
なんか考えてくれてる、、?
そして戻ってきたご夫婦。
話し合いの結果、
なんと車で連れていってくださるとのこと!!
ほんとにいいの!?
人って優しい、、
今回は(いつも)優しさに甘えることに。
話が決まるといざ乗車!
車内では、奥さんの通訳と、Google翻訳で楽しくお話し(^o^)
お二人ともとっても気さくで明るい方たち。
お二人は、結婚して10年目の仲良しご夫婦。
出会った時は奥さん、台湾語がほとんど分からなかったらしいのですが、お互い惹かれ合ったのだとか。素敵やな〜
途中、タピオカが好きだと話すと、お勧めのタピオカ屋さんに寄ってタピオカミルクティを買ってきてくれました❤︎
ほんとよくしていただいて、、有り難や。
ここのタピオカ、もっちもちで、タピオカの量が多くて、ほんと美味しかった〜
まるで和菓子を食べているようでした。
そして到着したのは、行きたかった彩虹眷村。
ここでお礼を言って別れの時かと思っていると、彼らも一緒に行くとのこと。
おぉ、なんと予想外!
三人で、いざ出発〜!!(^O^)/
こちらが、彩虹眷村。
建物一体に描かれた絵は、黄永阜さんというおじいさんが描いたもの。
元々趣味である絵をこの場所に、80歳を過ぎてから一人で全て描きあげたそう。
「虹の村」という名の通り、辺り一面虹色!!
どこで写真を撮っても絵になります。
縁起の良さそうな壁。
まるで違う世界に飛び込んだかのような気分になる、彩虹眷村。
台中で一番行きたかった場所なのですが、行って(連れていってもらえて)良かったと思います♪
いっぱい写真撮ってもらいました。笑
彩虹眷村をまわったら、ここでお別れかと思いきや、、
「他に行きたい場所はある?」
、、、え!!(*゚▽゚*)
お言葉に甘えて、次に連れていってもらったのは宮原眼科。
とても有名な宮原眼科。
元は眼科の診療所だったこちら、現在は大人気スウィーツ店になっています。
一足踏み入れるとそこは夢の世界。
一つひとつのディスプレイが美しい。
お菓子のパッケージも素敵で、買う気そんなになかったのに買っちゃいました。
ここも行けて本当に良かったなぁ(*^_^*)
買ったのは二つですが、もっと買いたかったなぁ、、
車で待っていてくれたお二人が続いて行こうと連れていってくれたのは、竹山紫南宮。
台湾で一番の金運アップ寺なのだとか。
しっかりお参りしました。笑
そして、独特の形をしたこの建物。
「これ、何の建物だと思う?」
うーん何だろう、、
お寺の何かなんやろうけど、、
そして気になる正解は、、、
なんとトイレ。笑
まさかの答えでした〜。
どんなオシャレな?トイレや!!
トイレの階段に描かれたペインティングも、とっても美しい。
こちらは、龍。
と、鯉です。
お寺を出て、お昼ご飯に連れていってくださったのはチキンのお店。
写真では分からないですが、相当の量!
チキンの丸焼きに野菜炒め、ご飯にスープ!
美味しくってどんどん食べたものの、最後はお腹がパンパン💨
食べきることはできませんでした、、!
まだまだ続きます。
それから
集集駅という駅に少し寄って、、
最後に来たのは、集集綠色隧道。
この道は、ずーっと緑のトンネルが続きます。
空気がとっても美味しかった!
元々ここは、日本政府がつくらせた道らしいです。
以上、お昼前から夕方まで半日、色んなところに連れていってくださったご夫婦。
陽気で大らかなお二人と過ごす時間は、とても楽しかったです(*^_^*)
また台湾に来たら、今度は花蓮に連れていってあげるよと♪
また台湾に行ったらお二人に会いたいな。
宿まで送っていただいたらお二人とお別れし、鹿港の街をぶらり。
お寺でお参りしたり、
小道を歩いたり、、
ライトアップも映えるなぁ。
鹿港はとても小さな街。
元々台湾第二の都市で歴史が長いらしいのですが、私には知識がなかったので、台南でお世話になったHsuanさんみたいな人がいればなぁー、と思いました。
お散歩自体は楽しかったのですが、背景を知っているのと知らないのとでは大違いだなぁと、改めて感じました。
お散歩後、宿に戻って休憩していると、
今日1日お世話になった葵さん(男性の方)から電話が。
聞くと、宿の前まで来てるから出てきてとのこと。
葵さんは英語を喋らないので、中国語を知らない私がどうやって理解したのかはよく覚えていませんが(´ー`)
宿の前に出ると、
「悪い人に気をつけなさい」
と、防身スプレーを手渡してくれました(>_<)
わざわざバイク走らせてお店で買ってきてくれたのだとか、、、なんて優しい。
旅する時はこれからいつも、持ち歩こうと思ったのでした。
優しさに触れて温かい気持ちになり、幸せいっぱいで眠った夜。
なんだか台湾に来て毎日、優しい人に会ってるなぁ。