ついに!憧れのアンコールワット〜小回りコース編〜
アンコールワット初日の朝。
私がこの日お願いしていたのは、
アンコールワット遺跡群の小回りコースに、
サンライズとサンセットをプラスしたコース。
トゥクトゥクを一日お願いして18ドルでした。
朝日を見るところからのスタートなので、
前日は夜の10時に就寝し、深夜2時半にぱっちり目覚め・・👀
3時に準備を始めて、4時にはスタンバイ!
4時半に宿を出発する予定だったのでトゥクトゥクドライバーを待ちますが、
ドライバーさんから宿の方に連絡が。
「トゥクトゥクドライバーのバイクが故障したから、
今から修理しに行くため20分位遅れる」とのこと。
なんと(゜-゜)
これが普通のツアーだったらいいのですが、
ちゃんと朝日を見ることができるのだろうか、と私はそわそわ。
朝の20分は大きいのです。。
そして待つこと20分。
聞いていた通り、ドライバーさんは20分遅れて宿に到着し、いざ出発!
夜明け前の暗い夜道は気温も低く、カーディガンを羽織っていても寒い位です。
足元はスニーカーを履こうかビーチサンダルを履こうか迷いましたが、
スニーカーにして正解です。
遅刻したからか、トゥクトゥクは飛ばし気味!
他のトゥクトゥクを何台も追い越します。
タイでゾウに乗った時、私が乗ったゾウだけやんちゃな赤ちゃんゾウで、
いきなり走り出したりして他のゾウを何頭も追い越したのを思い出しました。笑
しばらく走り、チケットセンターに到着。
3日券(62$)を購入しました。
高いので、37ドルの1日券と少し迷いましたが、
せっかくだし後から後悔したくないので、3日券にすることに。
チケット購入後は、再びアンコールワットまで飛ばし。。
アンコールワットに着いたのは、5時20分。
着く頃には、辺りはもう明るくなっていました。
(今の時期、サンライズは5時半前)
到着後、とりあえず朝食のサンドウィッチを売店でテイクアウト。
オムレツサンドを注文したのですが、
いざ食べようと思って開けると、中身は野菜チーズサンド。笑
でも、めっちゃ美味しかったです。
サンドウィッチを頬張りつつ、池のそばで日が昇るのを待ちますが・・・
この日は曇り。
まだかなーとぼーっとしている内に、
気づくと空は明るくなっていたのでした。笑
なんだかあっけない朝日鑑賞。
残念ですが、天気はどうしようもないです(^^;)
そして、トゥクトゥクで次の遺跡へ。
続いて来たのが、
「チャウ・サイ・テヴォーダ」。
12世紀前半、スールヤヴァルマン二世によって建設されたとされています。
アンコールトム遺跡のすぐ近くにある、こじんまりとした小さな遺跡。
次に来たのが、
「タ・ケウ遺跡」。
10世紀末、ジャヤーヴァルマン5世により建設が開始されたそう。
この遺跡は建設が開始された後、
「王が突然の死んだこと」「建設中に雷が落ちたこと」から縁起が悪いとされ、
未完成のまま。
塔の急な階段を上ると、景色が一望することができました。
階段を下りて地上に戻ると、
どこで下ろしてもらったか分からなくなり迷子に・・・
ドライバーさんに電話して迎えに来てもらいました。
方向音痴なので、同じ場所に戻るのに一苦労です。
どうやらこの時は、反対側に下りてしまったようでした(^^;)
遺跡を鑑賞しているうちに暑くて冷たいものが欲しくなり、
近くにあった売店でドラゴンフルーツシェイクを購入(1$)♪
このドラゴンフルーツシェイクは飲むと、なんだか臭みがあって微妙でした(._.)笑
次に来たのが、
「タ・プローム遺跡」。
12世紀末、ジャヤヴァルマン七世によって建設されたとされています。
タプローム遺跡は、映画「トゥームレイダー」のロケ地になった場所。
私は観たことがないですが・・・
ここの遺跡の特徴は、
なんといっても遺跡を覆う巨大な木。
まるで遺跡を飲み込むような木が、迫力満点です。
この木に至っては、神々しささえ覚えます。
遺跡が木々で覆われる様子は、前日に訪れたベンメリアを彷彿とさせられます。
ベンメリアと同様、この遺跡も林の中にあるため緑いっぱいで気持ち良かったです。
次に来たのが、
「アンコール・トム遺跡」。
12世紀後半、ジャヤーヴァルマン七世により建設されたとされています。
階段を上ると、そこには穏やかな表情をした仏像が。
私は仏像に特別関心があるわけではないのですが、
こういう優しい顔をした仏像は、
こちらまで優しい気持ちにさせられるので好きです。
アンコール・トム遺跡の特徴は、遺跡に顔がたくさん彫られていること。
どのお顔も、穏やかな表情をしています。
包容力のある微笑み。
アンコールトムを下りると、ゾウに乗る人を発見!
アンコールトムの近くにはゾウのテラスがあるようで、
ゾウに乗る人を周辺で何人も見かけました。
大きなゾウの上に乗って、遺跡をまわるのは気持ちよさそうです。
アンコール・トムの近くには、大きな仏像があったり。
フルーツシェイク屋さんの周りには、フルーツに群れる猿たちが!
みかんの皮を、むきむき・・・
メスの猿だからか、座り方がお上品❤
むしゃむしゃ。
赤ちゃん猿もいて、かわいかったです❤
その後、昼食をとるべく一旦市内に戻ります。
昼食は、
カンボジアでもう何度食べたか分からない程食べたアモック!
昼食後は、宿に戻って爆睡。。
朝が早かったのでもっと寝たいところでしたが・・・
1時間ほど寝たら眠い目をこすりつつ、
再びトゥクトゥクでアンコールワットへ。
参道が工事中のため、一時的に設けられた浮き橋で向かいます。
2020年まで参道の工事は続く予定らしく、
この橋の工事には、日本の上智大学が協力しているとのこと。
浮き橋のため、歩くたびに橋が振動します。
浮き橋を渡ると、
見えてきました、アンコールワット!
朝に見た時は曇っていたので暗かったのですが、
晴れるととても綺麗です。
再び橋を渡り・・・
到着!
アンコールワットの柱には、
ところどころに文字が書かれていますが、何と書いているかわかりません。
一緒についてきてくれたドライバーさんに聞いても、
「わからない」とのことだったので、昔の文字なのでしょう。
これは、有名な「下品なデバター(女神像)」。
当時は、歯を見せて笑うことは下品とされていたそうで、
他のデバターは口を閉じて笑っているのですが、
このデバターは歯を見せて笑っているのです。
確かにこうやって見ると、下品に見えるような・・・。笑
こちらは、中央祠堂。
アンコールワットの尖っている箇所の、中央部分です。
近くで見ても美しい。
専用の階段を上ると、景色を一望することができました。
アンコールワットでは、
中で、前日にベンメリアで会った中国人の女性お二人と再会してびっくり。
お互い「わー!!」となりました。
すごい偶然です。
アンコールワットを出てトゥクトゥクに戻る時、
ドライバーさんと歩いていると「トゥクトゥク?」と勧誘が。
一緒にいたトゥクトゥクのドライバーさんは、
「彼は僕がトゥクトゥクのドライバーなのを知らないんだ」と笑ってました。
最後は、プレループで夕日鑑賞。
相変わらずの曇ではっきりと夕日を見ることはできませんでしたが、
それでも綺麗でした。
旅をしていると、夕日を見る機会が多いです。
帰り道、ライトアップしているお寺があったので気になり下ろしてもらうことに。
何かと思ったら、お葬式をやっているところだと。
そのため早く退散しましたが、綺麗でうっとりしました。
そんなこんなで、アンコールワット遺跡群を満喫した一日。
私は遺跡に特段関心がある方ではないのですが、
アンコールワットは一つひとつの遺跡に特徴があって面白い!
3日券を買って良かったと思いました。
翌日は、大回りコース!
一日中遺跡をまわったため、その日は熟睡できたのでした。